【ロレックス】2022年、オイスターパーペチュアルに何が起こったのか? ~残念ながら一部が生産終了~
ブログ担当者:須川
■【ロレックス】2022年、オイスターパーペチュアルに何が起こったのか? ~残念ながら一部が生産終了~
2022年、ロレックスの最も大きなトピックは、新作の126720VTNR、つまり、「左リューズのGMTマスターⅡ」が登場したことだと思います。
しかし実は、2022年の大きなトピックはそれだけではありません。
新作発表の裏で、
オイスターパーペチュアルのカラーダイヤルの一部が生産終了
というトピックがありました。
その生産終了の情報は、ロレックスの公式ホームページから削除されている点からも、信用できる情報だと思われます。下に、最新のオイスターパーペチュアルのモデルリスト(2022年オイスターパーペチュアルの種類)を用意しました。そこに、生産終了になった文字盤を横線で消し込みましたので、ご確認ください。
↑生産終了例:124300ターコイズブルー
この上のリストを見ていただくとわかりますが、オイスターパーペチュアルのラインナップは、全サイズを合計すると8モデルが生産終了になっています。そして、特に増えたモデルはありません。
そのため、2022年にオイスターパーペチュアルに起こったことは、単純に
文字盤の種類が減った
という状況です。
つまり、現在のオイスターパーペチュアルが登場したのが2020年ですので、わずか2年間で、一部の種類は生産終了することになったのです。
■生産終了になった種類は?
オイスターパーペチュアルの中で、生産終了になった種類を紹介します。
<全サイズで生産終了になったタイプ>
下の2つのダイヤルカラーは、全サイズで生産終了になっています。
①コーラルレッド
②イエロー
<一部のサイズで生産終了になったタイプ>
下の2つのダイヤルカラーは、一部のサイズで生産終了になっています。
③ターコイズブルー
41㎜のターコイズブルーが生産終了になりました。しかし、36㎜と31㎜はまだラインナップに掲載されています。
④キャンディピンク
31㎜のキャンディピンクが生産終了になりました。36㎜はまだラインナップに掲載されています。
■生産終了がもたらす状況とは?
生産終了になったオイスターパーペチュアルの共通点は、
新色の個性的なカラー
であることです。
例えば、下の画像はオイスターパーペチュアルの文字盤の種類です。この中で、今回の生産終了に掛かった種類は、前述の通り、「コーラルレッド(赤)」「イエロー(黄)」「ターコイズブルー(水色)」「キャンディピンク(濃桃色)」です。どれも2020年に登場したカラーリングで、とても個性的な色です。
逆に、生産終了に関わらなかった色は、
・ブライトブラック(黒色)
・ブライトブルー(青色)
・シルバー(銀色)
・グリーン(緑色)
・ピンク(桃色)
です。
どれも、文字盤色としては“一般的な色”です。
今回の生産終了について別の表現をすると、
「“冒険色”は生産終了、“無難色”は残る」
とも言えるでしょう。
もちろん、「36㎜のキャンディピンク」と「36㎜のターコイズブルー」、そして、「31㎜のターコイズブルー」は残りますので、完全に冒険色がなくなったわけではありません。しかし、この流れを汲み取ると、これらも生産終了に向かってもおかしくありません。
今回、ロレックスが“冒険色”を終了にしましたが、このような決定をしたロレックス側の思惑は不明です。ただし、現実としては、生産終了になった「コーラルレッド」と「イエロー」、そして、ラインナップが減らされた「ターコイズブルー」と「キャンディピンク」の人気は過熱するでしょう。
↑人気が過熱することになる!?
あとは、この後の状況次第です。ロレックスがこのような冒険色を、スポーツモデルやデイトジャストなどの他シリーズに展開していくなら、オイスターパーペチュアルの冒険色への人気の過熱は止まるでしょう。しかし、もしこのカラーダイヤルを今後作らないなら、オイスターパーペチュアルの冒険色は、“歴史的な希少モデル”になります。
今はまだわからないので、今後の展開を見守りましょう。
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Source: komehyo
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