ロレックス?金?ビットコイン?あのとき何を買ったら良かったの?
make the right choice
6/1にロレックスがまた価格改定を行いました。
今回は「金」を使ったモデルのみが対象でしたが、メーカー小売り希望価格は年に何度も上がっていきます。製造・流通コストの問題もありますし、為替の問題もあります。また、セカンドマーケットでは手に入りづらいのもロレックスに代わる人気ブランドが無い「一点集中」というのが問題ですね。
いやいやロレックス以外にも良いブランドはたくさんあるじゃないか!
そうですよね。
そうなんです。良いブランドはたくさんあるんです。
ですが、資産価値を無視せずに「腕時計」としての魅力も楽しめるのは「ロレックス」しか無いんですよ。パテック・フィリップやオーデマ・ピゲも良いのですが「まず買えない」、庶民じゃ手が出ない・・・そこが問題なんです。
オメガもIWCもブライトリングも良いブランドですが、買った瞬間に売却価格でマイナスが生じます。使う分には何の問題もありませんが、資産価値を無視したくない方は飛びつきませんよね。
今回のお話とは全然関係ないんですけど、マイナスが当たり前(以前はロレックスでもそうでした)の感覚になればいいですね。純粋に楽しめます。
さて「ロレックス?金?ビットコイン?あのとき何を買ったら良かったの?」と題しまして、何でも高騰している現在、「まだ」安かったあれやこれやを買っていたらどうなっているのかチェックしてみようと思います。
ね、私的にはビットコインっていう選択はありませんでしたが(仮想通貨なんて知りませんでした)、ロレックスや金を買うチャンスは幾らでもあったのです。
と言うことで今回は過去を振り返り、デイトナを買った方が良かったのか?同額で24金インゴットを買った方が良かったのか?ビットコインを買った方が良かったのか?を比較してみようという内容です。
2012年 年末
リーマンショックから3年、東日本大震災から1年、ロンドンオリンピック、東京スカイツリー開業など意外と記憶に新しい2012年です。
もう12年が経ちますね。
当時ロレックスのセカンドマーケットはかなり冷え込んでいて、知人は「正規店にデイトナの白文字盤が並んでいたよ」と言っていました。
デイトナを誰も買わないなんて状況は、今では信じられませんよね?リーマンショック前でも同じように買えないモデル代表がスティールのデイトナでしたので衝撃的でした。腕時計どころじゃなかったんです。
こちらは、2012年12月に2007年の中古デイトナ 116520 白文字盤が80万円ほどで売られていましたよ、と言うツィートです。日本国内でも同じ、アンダー100万円が当たり前だったんです。
こちらはミントコンディションの2年落ち白文字盤が99万円。
当時は白文字盤より黒文字盤の方が圧倒的に人気でしたが、それでも安いですよね。
楽天市場でもMシリアルが858,000円で販売されていたのが記録されています。
このように100万円あれば、スティールのデイトナが買えたんですよ!
今じゃエクスプローラーも買えるかどうかなのに・・・
「例1」として、100万円でデイトナ未使用品を買ったとします(当時の116520の定価は1,092,000円)。
では、こちらをご覧ください。
こちらは2012年末の24金の相場です。
ロレックスの価格改定は金相場の高騰に起因していましたが、もしデイトナじゃなくて「金」を買っていたら・・・
相場表から、金1グラムの価格は、だいたい4,800円くらいですかね?
仮に100万円分の24金を買っていたら、と言うことで1グラムをわかりやすく5,000円だとして、計算すると200グラムになりました。
「例2」は200グラムの24金を2012年末に買いました。
そして最後の比較は仮想通貨ビットコインです。
なぜ2012年末にしたのかというと、知名度がようやく上がってきたのがこの頃で、1BTCが約1,000円というわかりやすい価格だからです。
100万円分のビットコインはこの時1000BTC。
「例3」はデイトナでも24金でもなく仮想通貨に突っ込んで塩漬けしてた場合です。
まずビットコインから。
1BTCが1080万円
今ではこうwww
デイトナではなく24金ではなく、もしビットコインにしていたら・・・
108億円相当になっています。
次に「例2」の24金を買っていたら。
今「金」が本当に高いんです。13,000円をこの前超えましたね。
行ったり来たりですが、わかりやすく13,000円だとして、200グラムの24金を売却すると・・・
2,600,000円相当になります。
最後に「例1」のデイトナを買っていたら・・・
そうですね~、使っていたら300万円アップ、未使用デッドストックなら400万円と言ったところでしょうか。
凄いじゃないですか。
腕時計として毎日使っていても300万円くらいの価値はあるでしょう。
12年楽しんで3倍もの資産価値があります。
24金はロレックスのように楽しむことは難しく、100グラムのインゴット2個を部屋に飾るくらいしか手はありません。
12年飾ってたり触ったりで2.6倍と、デイトナより利率は良くないですし面白みも少なめです。
ビットコインも、おそらくどこかで売り買いしてオクリビトになっているか破産しているかのどちらかでしょうw
楽しめるという点では1番アドレナリンが出たに違いないですが、勝ちの方にはデイトナなんてもうどうでも良いですね。何もしないでそのままでいられたら、12年買ったこと忘れてたとかみたいなね(映画みたいな展開)、108億円ですってwww
10,800倍。
凄すぎ。
まとめ
「ロレックス?金?ビットコイン?あのとき何を買ったら良かったの?」でした。
夢があるのはビットコインで間違いなしですね。先見の明がある方が羨ましいです。
タラればですけど、私にもビットコイン買うチャンスはあったのかな?周りに興味がある友人がいれば良かったですね。今からでも参加してみようかしら(笑)
で、当時の私の立場で「現実的」なゴールドとロレックスです。
結果は「金」より「デイトナ」の方が良い選択と言えるでしょう。
腕時計として楽しめますからね。資産価値的にも少し有利。
金は売るとき色々大変ですし。
因みにオーデマ・ピゲのロイヤルオーク 15300STの黒文字盤も100万円で買えました。
今だと500万円もしちゃうから、デイトナより良い選択とも言えます。
ドヤれるしね。
ノーチラスはどうでしょう?
2012年11月12日の為替1ドル80.53円なので、5711/1Aは200万円くらいでした。
予算が許せばこちらの選択もありでしたね。
100万円の2倍ですが、跳ね上がり方はデイトナやロイヤルオークを上回ります。
こちらはどうでしょう?
ノーチラスの3800の白文字盤が・・・81.26x15490=約126万円。
12年楽しんで1000万円オーバーになるなんてね・・・
もう今からノーチラスやアクアノートを買うのは厳しいですので指を咥えるしかありません。
あ~あ、116520買っておけば良かった。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
Source: zenmai-tokyo.com
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