【2022年の新作】ロレックスを筆頭に、多くの新作がウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ2022で発表される!
ブログ担当者:須川
■【2022年の新作】ロレックスを筆頭に、多くの新作がウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ2022で発表される!
2022年3月30日、スイスのジュネーブでウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ2022が開催され、多くの時計ブランドが新作を発表しました。
その新作は、ウォッチ&ワンダーズ ジュネーブの公式HPで確認することができます。
↓↓↓
今回は、その新作発表をうけて、当社スタッフから聞こえてきた意見をいくつか紹介します。
1.ロレックス
(※公式HP→こちら)
ロレックスの新作の目立ったモデルは、
①「エアキング」の新型
→126900/予価816,200円
②逆リューズの「GMTマスターⅡ」(緑黒の配色)
→126720 VTNR/予価1,224,300円
③大きいサイズ(42㎜)の「ヨットマスター」のイエローゴールド
→226658/予価3,147,100円
④変更点が分かり難い「ディープシー」
→136660/予価1,538,900円
でしょう。
今回の予想としては、エアキングかミルガウスがモデルチェンジすると思っていましたので、エアキングの新作は「想定内」という印象です。また、同時に予想していた「ミルガウス」は登場せず、「来年に持ち越しかな」と思いました。
↑モデルチェンジとなるエアキング116900
そして、最大のトピックは「逆リューズのGMTマスターⅡ」です。このモデルが、今回の新作の最大の話題作です。実際に、当社のスタッフ内でも、「意外だった」という声が多くありました。もちろん、予想される方もいたようですが、多くの方にとって、大きなサプライズとなった印象です。これまでの歴史を振り返っても、ロレックスが行ったことがトレンドを起こすことがありました。今回の「逆リューズ」については、目新しいものではないですが、今後、トレンドになっていく可能性があります。
また、「ディープシー」の新モデルは、旧モデルとの変更点が細かすぎて、「どこが変わった?」という声がありました。
2.ヴァシュロンコンスタンタン
(※公式HP→こちら)
ヴァシュロンコンスタンタンからの最大の話題は、
・「222」の復刻
→ヒストリーク222(4200H/222J-B935)/予価7,436,000円
です。
この「222」の復刻には驚かされました。なぜなら、ヴァシュロンコンスタンタンは、スポーティなシリーズは「オーヴァーシーズ」を主役として打ち出しており、より古いモデルである222には執着していないように感じていたからです。ただ、そのような印象はあったにしても、当社スタッフからは「人気が出そう」という印象を持つ人が多かったです。
↑1970年代に登場する222
なぜなら、現在はラグスポが人気ジャンルであり、特に、オーデマピゲ「ロイヤルオーク」(1972年~)、パテックフィリップ「ノーチラス」(1976年~)の人気が凄いからです。そして、その両モデルの本来的なライバルこそが、1977年の222なのです。登場した時代からもほとんど“同期”と言えますし、さらに、それぞれのデザイナーが有名になった点も共通しています(前者2つがジェラルド・ジェンタ氏、222がヨルグ・イゼック氏)。まさに、わかりやすくライバルで、222が現行モデルとして登場すると、人気が出そうだと感じます。
3.チューダー
(※公式HP→こちら)
チューダーからの最大の話題は、
・ロレックスの初代エクスプローラーⅡのオマージュモデル
→ブラックベイプロ(M79470-0001)/予価455,400円
です。
「ブラックベイプロ」の登場は、まさかの展開です。チューダーはロレックスの“弟ブランド”ではありますが、しっかりとチューダーとしての歴史も積み重ねています。そのため、チューダーとしてセルフブランドの復刻であれば想定内だったのですが、まさか、ロレックスをオマージュするとは思いませんでした。
↑ロレックスの初代エクスプローラーⅡ(1655)
39㎜というケースサイズは、人気の「ブラックベイフィフティエイト」と同じサイズですし、売れ筋のポイントを押さえてきています。当社スタッフの声としては、「人気になりそう」という声が多かったですが、同時に「そこまでやるか」という声もありました。
4.ウブロ
(※公式HP→こちら)
ウブロからの最大の話題は、
・四角いビッグバン
→スクエア・バン/予価2,684,000円~
です。
ウブロの代表作は「ビッグバン」で、2000年代以降に登場した新シリーズの中では、圧倒的に成功した存在です。これまで、ウブロはこの成功例を最大限に利用し、“弟分”としての「クラシック・フュージョン」や、“トノー型”に変化させた「スピリット・オブ・ビッグバン」を登場させ、外堀を埋めてきました。
↑これまでは“トノー型”もあった
※スピリット・オブ・ビッグバン
その状況の中で、ウブロは今回の新作で、「スクエア・バン」を発表しました。たしかに、“トノー型”を既に作っているので、“四角”を作ってもおかしくはないのですが、想像はしていませんでした。当社スタッフの声としては、「人気モデルになるか、ニッチモデルになるか、読めない」という印象でした。確かに、カルティエの「サントス100」という成功例があるので、四角いマッシブな時計は人気になる可能性はあります。しかし、あくまで、ウブロにおいては「バリエーションモデル」という存在ですので、どうなるか読みずらいモデルです。
■最後に
その他にも、話題になった新作はいろいろありましたが、今回は、特に話題性が高かった4ブランドを紹介しました。
もちろん、その他にも、
・パテックフィリップの「“つぶつぶ”したテクスチャードダイヤル」
・カルティエの「パシャに“グリッド”モデルが復活」
など、語るべき話題はありました。
本当はもっと紹介したいのですが、さすがに全部は書ききれませんので、今回は、ここまでとさせていただきます。
興味深い新作がいろいろありましたので、是非、皆さんも、2022年の新作情報をチェックしてみてください!
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Source: komehyo
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